八甲田バックカントリー 2017-18シーズンをプレイバック〜春スキー編〜
3月
2月28日までは厳冬だったのが、3月に入った途端に気温が急上昇、雪が解け山の状況が一変しました。
それでも雪が降りまだまだパウダーを楽しむことができ、さすが八甲田というところ。
気温が上がったり下がったり、雪質の変化がありましたがそれも楽しみの一つでした。
やはり強風の日が多く3月の半分くらいロープウェイが運休していた印象があります。
その風の影響で斜面の雪が波打ったような状態になったのは珍しい現象でした。
▲3月はだいぶ天気が安定してきました。雪はパウダーだったり、パックしたり様々な雪質を楽しめました。
▲縦溝がアイスバーンになり、溝の中に雪が溜まった状態
▲大岳台地に刻まれたビッグウェーブ
▲めったに来れない赤倉岳の急斜面
4月
昼と夜の気温差が大きかった影響でいいザラメが育ちました。
雪の量が多かったのですが、3月からの融雪で雪の回廊の高さは少しだけ物足りませんでしたが、それでもかなりの高さでした。
ロープウェイ運休になるほどの強風は4月になっても多かったですが、雪の状態が良くフィルムクラストやクラッシュアイスなど良い条件に恵まれました。
なかなか行けない高田大岳に行くことができたのは、きっと一生忘れないでしょう。
雪解けを気にしつつ、よく滑るザラメをほぼ毎日滑れました。
▲4月1日からはガイドクラブ名物のキクラゲラーメン
▲雪の回廊の迫力は今年も健在でした
▲フォトセッションで撮ったガイドmakinoさん
▲大岳の火口ライド
▲春のTHE DAYとなった日の硫黄岳
▲枝が凍りつきクリスマスツリーの飾りをつけたようなアオモリトドマツ
▲クラッシュアイスのような雪質
▲高田大岳を独り占めしました
5月
ゴールデンウィークの前半は初夏のような陽気で春スキー日和でしたが、後半は天気がぐずつきロープウェイ運休が続きました。
運休でも大雨じゃなければ、できるだけツアーへと出かけました。
ブナの芽吹きは例年よりも少し早めでゴールデンウィーク中に芽吹きが始まり、たくさんのお客さんと新緑を楽しめました。
日に日に雪は解けるものの、雪質はよくゴールデンウィークが終わってもツアーを続けられました。
今シーズンは5月16日まで開催することができました。
▲ゴールデンウィーク中に芽吹き始めたブナ
▲太陽の周りに虹ができるハロという現象
▲歴代のコルドバでセッション
▲雨上がりの芽吹いたブナの林
12月初旬から始まり5月中旬までのおよそ半年間滑ることができました。
たくさんのお客さんに来ていただき、一緒に楽しむことができとても良いシーズンとなりました。
2017-18シーズンありがとうございました。
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